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カナダの医学者ウィリアム・オスラー(William Osler, 1849年7月12日 - 1919年12月29日)は
「Medicine is a science of uncertainty and an art of probability. (医学は不確実性の科学であり、確率のアートである)」
という言葉を残していますが、臨床現場ではサイエンス偏重に偏りがちであり、
人間性やコミュニケーションなどはややもすれば軽視されることがあり、
意図的にアートに触れ、感性を磨くことが重要と考えています。
医療・介護・福祉関連のトピックはもちろんのこと、芸術・時事問題・ポエムまで、徒然なるままに記述するコーナーです。

  • アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について、地域のケアマネージャーさん達と「人生100年これからゲーム」を含めた勉強会を行いました!

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    〜〜〜 9月26日、鎌倉市・地域包括支援センターの看護師さんにお声がけ頂き、ケアマネージャーさん達とアドバンス・ケア・プランニング(ACP)/人生会議に関する勉強会を行いました。 自分は20分ほどお時間を頂き、ACPの概念・illness trajectoryなどのポイント・ACPの闇・世界的な潮流などについて、要点をお伝えしました。プログラムは以下です。 〜〜〜〜〜〜 <プログラム>1 ミニ講義で、ACPの基礎知識を身につけます。(医師;宇井睦人)2 「人生100年これからゲーム」で、人生の最期に大切だと思うことを自分のこととして考えます。3 ケアマネジメントの現場に、どのように活かすかをみんなで考えます。〜〜〜〜〜〜   「人生100年これからゲーム」はよくできたカードゲームで、実際にやってみると、意外な気づきがあります。トランプのような「人生で大切にしたいもの・こと」が書かれたカードを通して、当事者になるシミュレーションができました。 https://playcare.sakura.ne.jp/%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7%E6%9C%80%E7%B5%8220201109.pdf今回は生死を考える企画であったこともあり、なんとお寺で勉強会が開催されました。快く無料で貸して下さったそうです。場の雰囲気もまた、落ち着いた議論をサポートしていました。「ACPは考えてあってもその時になったら悩むものだから、 ”安心して揺れてもらって” 構わない」など印象に残るキーフレーズも出て、大変刺激的な1日となりました。※当日の写真をシェアします(お顔が出ている方は許可を取っています) 20250926 きしろケアマネ_ACP勉強会チラシ 〜〜〜

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