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【緩トレ2024】Day 2『緩和ケアの入り口』の動画をUpしました!
2024/07/05
7月5日に開催した【緩トレ】Day2『緩和ケアの入り口』の動画を、『緩和アカデミー』のWebサイトとYoutubeチャンネルにUpしました!
ご参加できなかった方は、ぜひご覧ください。
Day 2 以降は基本的に『緩和ケアポケットマニュアル(改訂3版)』の「第1章:緩和ケアの入り口」から順に、臨床実践のポイントを絡めながら読み進めてゆきます。https://amzn.asia/d/0aIGgBlQ
第1章は総論的な章ですが、習得目標を見える化しましたのでご参照ください。
Ⅰ−1:WHOによる緩和ケアの定義を把握し、要点を解説することができる。
Ⅰ−2:全人的苦痛(トータルペイン)の4つの分類について、それぞれの症状・特徴を列挙できる。
Ⅰ−3:illness trajectoryを構成する3つのグラフについて、その特徴を説明することができる。
Ⅰ−4:代表的な悪性腫瘍の予後予測スコアについて、説明することができる。
※後半の症例相談では、『呼吸困難に対するオピオイドやベンゾジアゼピンの使い方』について、以下のようなご質問がありました。
「呼吸困難に対するオピオイドで、速放性製剤に対しては効果を実感しますが徐放性製剤に対しては効果を感じない患者さんが多い気がします。著効するのではなく少し和らぐ程度という説明をしても、患者さんは効果がないとお返事されます。その場合、徐放性製剤をモルヒネ注15~20mg/日まで増量するか悩ましいですが、どうされていますか?
その後少量ベンゾなど経て最終的に鎮静までと考えると、やはりできることはやるという気持ちで増量しておこうかと思うのですが、効果の乏しい薬を増やしたい患者さんはいないので、説明にも苦慮します。ひとつの指標として呼吸数を見ると、呼吸数はある程度減少して換気量は増えているのではと思いますが、これは呼吸苦が緩和されていると考えてよいのでしょうか?」
その他にも、追加で骨太の質問をたくさん頂きありがとうございました!
回答は動画内でお話しておりますので、ぜひご視聴ください^^
https://kanwa-academy.com/videos/
(『研修ページ』をクリックしてもリンクに飛びます)
Day 3 の日程は 「7月19日(金)20時〜」 の予定です。
これまでご参加が叶わなかった方も、ぜひお待ちしております!
今後も「第1&3週 金曜20時」に緩和医療勉強会【緩トレ】を行ってゆきますので、よろしくお願い致します^^
緩和アカデミー代表 宇井睦人